当ブログへ足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
本日は、「ろうそくの火を吹き消してはいけない理由」について簡単にお話させていただきます。
仏壇やお墓参り、お通夜やご葬儀の際に灯すろうそく。
「火は息で吹き消してはいけません」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、「なぜ吹いてはいけないの?」と疑問に思われる方も少なくありません。
ろうそくを吹き消してはいけない理由とは・・・
仏教では、人の口から出る息は「不浄(ふじょう)」と考えられてきました。
そのため、ご本尊様や故人様へお供えしているろうそくの火を息で吹き消すことは失礼にあたるという考え方があります。
これは「息が汚れている」という意味ではなく、昔から受け継がれてきた礼儀や作法の一つです。

ろうそくには大切な意味があります。
仏前で灯すろうそくの火は、単に明かりをともすためだけではありません。
仏様の智慧の光や、故人様への祈り、私たちの心を照らす光を表しているとされています。
そのため、その大切な火を乱暴に吹き消すのではなく、丁寧に消すことが大切だと考えられています。
ろうそくは、専用の「火消し(ろうそく消し)」を使うか、ろうそく立てに付属している火消し具で静かに覆い、自然に火を消す方法が一般的です。
火消しがない場合は、手であおいで消す方もいらっしゃいますが、勢いよく風を送るのではなくできるだけ穏やかに火を消すよう心がけましょう。
現代では、ご家庭によって考え方や宗派の違いもあります。
「絶対に吹き消してはいけない」という決まりではありませんが、この作法には仏様や故人様を敬う気持ちが込められています。
意味を知ることで、毎日のお参りやご供養もより心を込めた時間になるのではないでしょうか。
平安会館・文十鳳凰殿
平出 育美
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿








