皆さん、こんにちは。
本日も平安会館・文十鳳凰殿ブログへお越しくださりありがとうございます。
朝夕の風に涼しさが増し、空の色も少しずつ秋めいてまいりました。
虫の音が響く夜長に、季節の移ろいを感じるこの頃です。
9月といえば、秋分の日を中心に前後3日間ずつ、計7日間続く「秋彼岸」があります。
お彼岸は仏教の教えに由来し、春分・秋分の日は昼と夜の長さが同じになることから、「此岸(私たちが生きる世界)」と「彼岸(仏の世界)」が最も近づくとされる期間です。
秋は特に「実りの季節」とも重なり、自然への感謝、ご先祖様への感謝の気持ちを改めて伝える大切な時期でもあります。
この時期には、お墓参りをして墓地を清掃し、秋らしい供花としてリンドウや菊などをお供えします。
また、仏壇のお手入れをし、日々の感謝を手を合わせてお伝えするのも良いでしょう。
秋のお彼岸では小豆餡の「おはぎ」をお供えする習慣があり、ご家族で召し上がることで供養の気持ちを共有することができます。
遠方でお墓参りが難しい場合は、仏壇や故人のお写真の前で静かに手を合わせるだけでも、心は必ず届きます。
この澄んだ空気の中、ご先祖様を想いながら心穏やかな時間を過ごすことは、日々の忙しさの中で忘れがちな「感謝の心」を取り戻すきっかけになります。
この秋彼岸が、皆さまの心を温かく満たすひとときとなりますように。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
平安会館・文十鳳凰殿
村山 諒
平安会館・文十鳳凰殿 公式Instagram・Facebook・Twitterでも葬儀の様子や豆知識などをご紹介しております。
ぜひご覧ください!
◇平安会館
◇文十鳳凰殿