兼業農家として朝早くから、田んぼへ行きその後会社勤め。
夕方はまた田んぼへ出かける。
そんな毎日が当たり前だった。
母はその他に家事もして。
「今、私が同じことをしろと言われても到底そんな生活私にはできません。本当に働き者のだったんだなあ。」とお話をしてくれた娘様。
葬儀の日の朝、一つのおにぎりとお茶がお供えされていました。
「今朝、どなたかが作ってきてくださったの?」と伺うと、
「母が最期に刈ったお米です。」
父母が田仕事ができなくなって、売ってしまったけど、最期に刈り入れたお米はその後、丸3年は、家族分として召し上がられたそうです。
「これで最後だね」 となったころ、いずれ訪れる母のお棺の中に持たせてあげたいと、一つのおにぎりにして冷凍保存されていました。
冷凍されたのが令和4年。

お父様は6年前に先に亡くなられており、夫婦で汗水流して作った最後のお米。
「小さくなってしまうけれど半分こにして、向こうで待ってるお父様にも持って行っていただきましょう」と小さな2つのおにぎりにしていただきました。

レンジでチンして作っていただいたとき、「ほらっ! 全然臭くないの」と。
10年も前のお米。
古米独特の臭いが一切しないのには驚きました。
「母のおにぎりはおっきかったから『ちいさいなっ』って言われそう。でもお父さんの分もないとね。ちゃんと持って行ってあげてね」最高のお土産になったのではないでしょうか。
今年の夏も暑いです。
熱中症にならないためには、自分で気を付けるしかありません。
たくさん食べて、たくさん睡眠をとる。
皆さんもどうぞお気を付けくださいね。
平安会館・文十鳳凰殿
藤原 恵美
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