皆様こんにちは。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、お手伝いさせていただいたご葬儀で、印象に残ったお品をご紹介させていただきます。
それは、小さな湯のみでした。
喪主であるご長男様が「父がずっと使っていたものなんです。」と、話してくださいました。
少し欠けた縁と、長年の茶渋がそのまま残っていて、日々の暮らしを静かに物語っていました。
式の当日、その湯のみはご遺影の前にそっと飾られました。
湯気は立っていませんが、そこに“いつもの朝”が戻ってきたような、そんな穏やかな空気が流れていました。

ご葬儀の場には、その方の暮らしがそのまま残る瞬間があります。
私たちはその小さな一場面を大切にしながら、日々お手伝いをさせていただいております。
朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなってまいりました。
温かいお茶でも飲みながら、どうぞ穏やかにお過ごしください。
お読みいただきありがとうございました。
平安会館・文十鳳凰殿
黒田
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◇平安会館
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